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LEAN IN  シェリル・サンドバーグ

(どんな本?)
・著者はFacebookのCOO(最高執行責任者)。ハーバード・ビジネススクールにてMBAを取得。当社に入る前にも、世界銀行、Googleなどを渡り歩き、フォーチュン誌の「世界で最も有力な女性50人」、タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれるなど、今、最も注目されている経営者の一人。(参考リンク:TED動画等
・本書は、TEDで200万回以上視聴された動画から生まれました。アメリカでさえ、厳然として今も存在する「性」による職業上のハンディキャップ。そうした中で、育児と仕事の両立や職場環境の改善などの面で彼女がいかに感じ、いかに行動してきたかを再現するとともに、全ての女性がそのポテンシャルを発揮し、充実した人生を歩むための「一歩を踏み出す」勇気と知恵を授けることを目的に書かれています。
・社会学者などの協力も得て、各種統計等による裏付けも含めて書かれているのも特徴
(引用)

・世界に195ある独立国のうち、女性が元首を務める国は17カ国にすぎない。

・フォーチュン500社で最高経営責任者(CEO)を女性が務める企業は、わずか4%

・経済協力開発機構(OECD)加盟国を見ると、女性の賃金は平均して男性より16%低い。日本の場合、正社員で比較すると女性の賃金は男性より29%も低く、OECD加盟国の中では男女格差がきわめて大きい国の一つ

・私たちは、自分に対する期待を低めに設定する。(略)女性が力を手にするためには、この内なる障壁を打破することが欠かせない----これが、私の主張である。

・学校では、女が男を圧倒する傾向にあり、アメリカでは学位取得者の約57%、修士の60%は女性が占めている。この傾向は日本でも顕著で、学位取得者の約63%は女性である。

・十分な実力がありながら理由もなく自信を持てずに悩む症状には、ちゃんと名前が付いている。インポスター・シンドロームというのだ。インポスターとは「ペテン師」のことである。

・多数の調査の結果、女性は自分の仕事の成果を実際より低く見積もる傾向があるのに対し、男性は高く見積もる傾向がある

・女性が困難な仕事や新しい挑戦に二の足を踏みがちなのは、新しい仕事に必要な能力が自分に備わっているかどうかを心配しすぎるせいでもある。だがそれを心配して新しい挑戦を辞退していたら、いつまでたっても能力は身につかない。能力の多くは、仕事を通じて、身につくことを忘れてはいけない。

・リスクをとること、成長に賭けること、チャレンジすること、しかるべき昇進を要求すること(もちろんにこやかに)。これらはどれも、キャリア・マネジメントで重要な要素である。

・保育費を考えるときに対比させるべきなのは、現在の報酬ではなく将来の報酬である。

・家庭での責任を分担するカップルはセックスの回数が多い。

・「女性に対するいちばん失礼な質問は何だと思う?(略)最悪なのは、どうやって全部こなしているのか、という質問よ。」世間は容赦なく、あなたは仕事も不十分なら子育てもさぼっていると母親に思い出させる。

・成果でなく勤務時間の長さで社員を評価する旧態依然の習慣はいまだに消えない。

・女性は、多くの場合そうと気づかないまま、女性を蔑視する風潮を自分の中に取り込み、無意識に態度に表している。だから、女性は性差別の犠牲者であると同時に、加害者にもなり得る。

・多くの女性にとって、自分の会社や組織でトップになるなど、思いもよらないことだろう。私からのお願いは、それを検討対象から外したりしないでください、ということだ。もっと多くの女性が思い切って二歩も三歩も踏み出せば、現在の力関係に変化をもたらし、多くの人に道が拓けるだろう。


(この本の活かし方)
・最後に「女性よ、大志を抱こう----そう言いたくて、この本を書いた。」と締めくくられる本書。でも、上記で引用した様に女性だけでなく、男性にも当てはまる内容がありました。

・ちょっと意外だったのは、長時間労働がアメリカでも評価の基準になっていることや、女性の参画率が過去20年くらいで高まっていない事実でした。

・男性陣は、本書を読んで女性の特性を理解し、職場や家庭において、出来ることから着手してゆきたいものです。一方、女性においては同性という敵の存在も意識しながら、したたかな振る舞いが求められ、道は険しいと思いますが、意欲ある女性の活躍を祈念したいと思います。男女とも「自分の中の障壁」を突破すること。それが、先決ではないでしょうか。


LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲
(2013/06/26)
シェリル・サンドバーグ

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テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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