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定年後のリアル 勢古浩爾

(どんな本?)
・著者は1947年生まれ(団塊世代)。洋書輸入会社で34年間勤務後、現在は作家で細々と暮らしている方。
・やがて来る「定年後」の3大不安は「お金」「生きがい」「健康」。本書はこれから定年を迎える会社員、とりわけ中小零細企業に勤めている(いた)人を対象に上記3つの不安への対処の仕方について、著者の個人的な考えを披露する内容(相当、憂鬱な愚痴があるので注意)
・「本書でいいたかったことは、いたって単純である。自分の定年退職後や老後を過大問題視しなくていいのではないか、ということである」
(引用)

・わたしは読者に喧嘩を売っているのではない。だれかに自分の人生の「答え」を求めるようなことは、いい加減やめにしましょう、といいたいだけである。

・(定年によって失ったもの)一、仕事(当然)、二、給料(当然)、三、目標意識、四、仕事仲間との会話・つきあい。五、定期券。六、不自由(拘束時間)。七、仕事上の人脈。八、名刺。ほかに仕事にまつわるものとしては、九、達成感。十、評価。十一、仕事上での空虚感。十二、部下や上司から名前を呼ばれること。十三、自負感。十四、スケジュール手帳(手帳)などなど。

・結局、好きな時間に起きて、好きな時間に寝る、ということだけが退職後の実体である。

・もしかしたら人間は、自分の「幸せ」を永遠に気がつかないのではないかと思う。

・(退職後の)十五年や二十年は、会社勤めの毎日十時間ほどの拘束時間がなく、その分もまるまる自分の時間として使えるようになるから、実質三十年にも四十年にも匹敵する時間であるといっていい。

・諸富祥彦がこんなことをいっている。「幸せには、三つの種類があります。一つ目は仕事もお金も家庭も恋もすべて手に入れる、という獲得することで得る幸せ。(略)二つ目は、捨てることで手に入る幸福。(略)そして、三つ目は、人生のどん底をなんとか耐え、心の平安をぎりぎり保つ幸福の知恵です」

・結局、五木寛之がいいたいことはこういうことである。「何でも最低の条件と比較する」こと

・六十歳を過ぎて妻を失った夫は九年以内に七十三パーセントが死亡する


(この本の使い方)
・本書執筆当時「62歳」のリアルがここにはありました。三食が食べられて、本が読めて、コーヒーが飲めて、タバコが吸えれば格別の不満はないという著者。案外そんなもんかもしれないと思いながら、自分の場合は、これに酒が飲めて、音楽を聴けて、映画が観れて、海外旅行に行けて、時々友人と遊んで、株式投資をすれば、満足するかもと、感じました。
・欲のない最低限の「のほほん」とした生活をしたい、という方には合うかもしれません。

文庫 定年後のリアル (草思社文庫)文庫 定年後のリアル (草思社文庫)
(2013/08/02)
勢古 浩爾

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テーマ : 読書メモ
ジャンル : 本・雑誌

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