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定年族のための株式投資術 松下律

(どんな本?)
・著者はインベスコ投信投資顧問などにおいてファンドマネジャーを歴任。現在、シニア向けインターネット・ポータルサイトSlownetに「株式あれやこれや」を連載中。
・社会とのつながりが希薄になっていくシニア層にとっては、株式運用を通じて社会と経済的につながりを保つことの意義は非常に大きく、本書はそんなシニア世代の株式指南書として出版。
(引用)

・伝説の相場師「是銀」こと是川銀蔵氏が住友鉱山株で大相場を張り長者番付のトップになったのも80歳を過ぎてから

・シニア世代が株で資産を運用したいのであれば、投機を優先的に選択するべき

・全資産における株資産比率は、私は直感的に、三割以下と考えている。

・株での儲け年間百万円が目標になる。株運用に充てる資金は約3百万円。許容限度のマイナス(百万円)が出たら、その年の株取引はそこで終了してしまう。

・個人の株式運用において重要なことのひとつは「リスク管理における自信を持つこと」。リスク管理に確固たる信念を貫いて相場に立ち向かうのと、備えなしに相場に身を投じるのとでは、リスクが現実のものとなったとき、投資・投機成績に格段の差がつくのは明白

・損切りこそ、リスク管理の基本アクション。最初の段階で、いくらまでの損失なら許容するという「損失の予算」を決めておき、必ず、そのルールに則って売買するようにする。ルールを守っている限り、あなたは株式運用によって、絶対的な大ダメージを受けることがない。専門的には「コンスタント・プロポーション・ポートフォリオ・インシュランス」という。

・損切りの効果はふたつある。ひとつは、損切りすることで次のチャンスへと進むことができること。もうひとつは、損失の額を確定できること

・投資尺度はいろいろあるが、個人が使うには、PER、PBRが便利であり、極論すればこれだけに注目すれば十分。PBR=PER×ROE

・短期で値上がりすると見通して(つまり投機目的で)買った株が値下がりしたときに、それを長期保有に切り替える(目的が不明な投資に切り替える)というようなことはしてはいけない。相場格言「投資とは失敗した投機である」


(この本の活用の仕方)
・シニア層に残された人生の時間を考慮し、長期投資ではなく短期トレーディングやIPOフリッパー(新規公開株に応募し当たれば短期で売却)など「投機的」な売買を推奨するというユニークな本でした。
・ここで書かれていることは全面的には首肯できかねますが(よって、その部分は引用していない)、現在は封印している株式の個別売買を将来再開することになった際には「投機枠」を設定したうえで、本書で推奨する様なリスク管理をしっかりと行いたいと思います。
・株式投資(特に個別株における)のリスク管理の考え方は、シニア層だけでなく、広い年代の方にも参考になると思います。

定年族のための株式投資術―安全確実にお金をふやす鉄則とは?暮らしに「ゆとり」をもたらすヒント定年族のための株式投資術―安全確実にお金をふやす鉄則とは?暮らしに「ゆとり」をもたらすヒント
(2005/05)
松下 律

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テーマ : 書評
ジャンル : 本・雑誌

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Author:エル
投資歴25年以上の個人投資家です。【L】米国株投資実践日記とは別に、FC2ブログでは読んだ本の感想のみを投稿します。

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