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東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方 上田正仁

(どんな本?)
・著者は東大教授・理論物理学者。「マニュアル力」においては優秀な東大の学生に対し、社会や大学院で必要とされる「考える力」を指導するなかで生み出されたノウハウをまとめたもの。
(引用)

・It's not that I'm so smart;it's just that I stay with problems longer.(アインシュタイン)
・I have no special talent. I am only passionately curious.(アインシュタイン)

・マニュアル力とは:「答えが一通りに決まっている問題を与えられた時間内に効率よく解く能力」、あるいは「ある課題をルールやマニュアルに従って、てきぱきと処理する能力」

・「考える力とは」とは問題の本質を見極める力であり、「創造する力」とはそれをあなた独自の方法で解決に至るまでやり遂げることができる能力

・考えることは時間の多寡の問題ではありません。むしろ普段の心がけ次第で考える力はアップする

・大切なのは、学んだ「知識」ではなく、学ぶことを通じて身につける「知恵」

・「問題を見つける力」を身につける極意は、人との対話、そして、自分との対話の積み重ねを通じて問題意識を煮詰めていくこと

・思考に行き詰まったときには、「私は何を、何のために考えているのか」を意識することが肝心

・「分らない」の3つのパターン(事実を知らない、答えが分からない、何が分からないか分からない)

・「何が分らないのかを明確に意識する」という過程こそが、「問題を見つける力」の最も肝心な部分

・何か大きな仕事を成し遂げた人は例外なく、その人独自の方法、つまり、その人に最も合った方法を編み出しているものです。そのやり方は本当に独特で、他の人がまねをしようとしてもたいていはうまくいきません。だからこそ、彼らの生きざまはとてもユニークなのです。

(理解した情報を捨てる)
・第一の、そして最も重要なメリットは「捨てる」ことで頭のなかを空っぽにし、今直面している一つ一つの情報に意識を集中できる点

・第二のメリットは「理解したら捨てる」を原則にすると、分らない部分が明確になりやすい

・「同じ情報をもう一度探す手間」よりも「読み切れない量の情報をストックし続けることによって、集中できずに意識が分散するリスク」のほうがずっと大きい

・メモするときの最大のポイントは必ず自分の言葉で書くこと

・メモは肌身離さず持ち歩き、不要になったら捨てる

・現代は「情報を集める」方法ばかりが発達した時代です。だからこそ、「捨てる」スキルはますます重要

・「問題の選別」の3つの注意点:すぐ解決できる問題は選ばない、流行っている問題は選ばない、最大限努力しても解決できそうもない問題は選ばない。

・つまり、「問題の選別」で重要なことは、自分の力を最大限発揮すれば解決できるオリジナルな問題を選ぶこと

・人生は有限です。「何をやらないか」は「何をやるか」と同じくらい重要

・「彼を知り、己を知る」という言葉には、「時を知る」も含まれているのではないか

・あえて回り道をする「キュリオシティ・ドリヴン」(好奇心主導型)⇔ゴール・オリエンテッド(目標志向型)

・キュリオシティ・ドリヴンは「脇道」「横道」をたんなる偶然の産物としてではなく、むしろ積極的に取り入れようという戦略(代表例:Googleの「20%ルール」)

・一朝一夕に答えが出せるようなものではない問題にこそ、大切な時間を費やし、あなたの頭脳を働かせ続ける価値がある

・実は答えがすぐに出ない自ら見つけた課題に時間と労力を費やすのは、それほど非効率なことではないのです。なぜなら、その行為そのものが他の方法では達成がむずかしい「考える力」を鍛えてくれるからです。また、独自な課題には競争相手が少ないからです。

・エラーは決してムダではありません。「トライ・アンド・エラー」をした分だけ、答えにたどり着くルートは絞りこまれているからです。

・実は、優れた論文ほど「何が分かったか」と同じくらい「何が分かっていないのか」が明確に書かれています。

・私は研究テーマについて考察するノートをつくっています。毎日のように新しい論文や資料に目を通しますが、常に手元に置くのはこれだけです。中身はメモや数字を羅列しているだけですから、他の人が読んでも何のことだか分からないでしょう。しかし私にとっては、このノートは創造のための必需品なのです。折に触れては読み返し、不要な部分は消していき、常に一冊以内に収めるように心がけています。

・考え続けるということは、言い換えれば「ひらめき」を待つということ

・ピンチのときにこそ、ひらめきは近いのです。危機的状況を「諦めない人間力」で打開できれば、イノベーションは間近

・会話のなかに潜んでいる誰かの疑問を一緒に考えてみる


(本書の活かし方)
・「本書も、みなさんが自ら考えるヒントにしていただいたあとは、捨てていただければ幸いです」で締めくられる本書。粘り強く考えることの重要性と、頭の整理の方法についてヒントが得られました。「捨てる」ことを意識して生活してみようと思います。


東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方
(2013/07/06)
上田 正仁

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